以前記事を書いた開陽亭さんと同じく、ここもスルメイカが大きくなってくると行きたくなるお店です。居酒屋ようこそは函館地元民が家でイカ刺しを食べるときと同じ作法でのイカ刺しを提供してくれるお店です。
そのイカ刺しに魅せられ、周囲のお店のいけすのイカが大きくなってくると、「そろそろ居酒屋ようこそにいかなくっちゃ」と毎年思ってしまうのです。
Contents
居酒屋ようこそはこんなお店
函館市本町10-22 青空ビル1F、0138-56-0123。17:00-23:00、日曜・祝日休み。
イカ刺しを食べに、居酒屋ようこそへ。
そろそろ居酒屋ようこその季節です。
スルメイカが大きくなってきたな、昨日は天気もよかったから漁にも出ているだろうな、じゃあ今日はきっとイカの入荷があるな。そんなこんなしっかり考えて、居酒屋ようこそさんへ行くことにしました。そろそろ行っておかないとスルメイカの季節が終わってしまう。

本町の青空ビルです。青い建物が特徴です。

その一階、角地が居酒屋ようこそです。看板が光ってつぶれてしまいました。暖簾が出ている!よし、突入だ!
こんばんはー、イカありますか?
店内はカウンター席がメインです。奥に小上がりもあるようですが、使ったことも使っているのを見たこともありません。カウンターでカウンター上部にあるテレビを眺めながら、父さん・母さんと語らうのが居酒屋ようこその正しい楽しみ方です。
今日も姫とお連れ様はカウンターに陣取り、まずメニューを眺めます。
居酒屋ようこそのメニューは日々手書き

こちらが居酒屋ようこそのメニューです。その日その日のオススメを手書きで書いてくれています。こういうのを見るとコンピュータの機械的な文字は逆立ちしたって勝てないと思います。あたたかみが違うんだよな。

ここでお通し登場です。ツブの煮付けと、たらこの煮たやつ。どっちも家庭的な味付けで美味しい!飲みものは1杯目のビールとコーラです。
さて、お品書きを読んでいきましょう。おお!ちゃんとイカ刺しがありますね。まずはイカ刺しをオーダー。
これが居酒屋ようこそのイカ刺しだ!
ばーん。これです。

イカそうめん並に細く切ったイカに、大根おろしとショウガをおろしたものがでーんと乗せられています。ではこのイカ刺しの正しい食べ方をレクチャーしますよ。
- 醤油を回しかける
- 大根おろしとショウガもろとも、ぐちゃぐちゃと混ぜる
- 食べる。
はい、ご理解いただけたでしょうか。これがイカの街函館で、家庭で食べられてきたイカ刺しの食べ方なんです。ですので、刺身といいながらも醤油皿は不要です。イカ刺しのお皿に直接醤油かけちゃってそのまま食べるからです。
居酒屋ようこそは、イカだけじゃない
さあ、ここでお連れ様は得意の日本酒を頼みます。八海山と一の蔵の小瓶があります。小瓶はいいですね、いつでも封切りのおいしさが楽しめます。さあ、今日はどっちかというと・・・

今日は八海山にしたようです。
お酒も入ったところで追加オーダーです。

季節ものということで、サンマの塩ふり焼きをお願いしました。居酒屋ようこそでサンマの塩ふり焼きをお願いすると、「ワタはどうしますか」と聞いてくれます。姫は苦いのが苦手ですので、ワタはとってもらいました。
脂がのってていいサンマだー!

母さんがお出ししてくれたおばんざいです。イカの南蛮漬けのような感じでした。
だいぶお腹もいっぱいだから、そろそろ〆ましょうか。〆はねかぶかけ飯です。

ねかぶを三杯酢で味付けしたものをご飯にどっさりかけてくれます。さっぱりしていてねばとろものどを通りやすく、今度暑さでばてたときに家でもやってみようと思っているんです。きっと食欲無いときでもあっさり食べられそうだな。
姫とお連れ様2人いるからか、母さんが「大盛りにしといたよ」ってたくさん出してくれました。母さんかわいいなあ。嬉しいなあ。ちなみに、お連れ様は味見する程度です。姫がほとんどを食べます笑。
まとめ。
ちょうどこの日は2018年のドラフト会議の日でした。指名が決まった段階でもう日ハムに来る気満々の吉田輝星くんのコメントをテレビで眺めながら、父さん・母さんとまったりした時間を過ごしました。なんだか居酒屋ようこそに来ると、決まって帰ってきたような気持ちになります。
前回来たときは一緒に甲子園を見たなあ。その前はボクシングを見たんだっけ。
姫はテレビが嫌いなのですが、居酒屋ようこそに来ると話は別です。みんなで楽しく談笑するツールとして、これならテレビも悪くないなって思うのです。
