大沼国定公園はこの時期水芭蕉がきれいです。そろそろかな、と水芭蕉狙いで出掛けましたところ、なんとエゾリスさんに出会えました。嬉しいので報告します。
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大沼はキャンプ場のあたりに車を停めて、少し歩く。
いつも我々が車を停めるのは湖畔のキャンプ場のあたりです。車を停め、水芭蕉は後回しにしてまずキャンプ場を散策してみました。少し肌寒かったですが、散策には気持ちのいい気温です。
リス発見!
と、向こうの木の下あたりに何か生き物が張りついています。尻尾がかなりふっさーなのでかなり大きく見えたため、瞬時にはリスだとわかりませんでした。
リスは居場所を求めてチョロチョロ駆け回っていました。一生懸命目で追いますが、走るのがかなり速いこと、木の色と同化していること、木の上側にはいるともう見えなくなることからしばらくして見失いました。
再度リスに出会えた!しかも近いぞ。
キャンプ場はまだ閉鎖になっている部分だらけで、仕方がないので引き返します。と、引き返す途中にまたリスを発見。きっとさっきと同じ子だな。しかも今度は距離感が近いんです!!
近くの木の根本近くに居座り、何やら食べている様子。あ、ドングリだ。ドングリを食べてるんだ。そういえばこの一帯はドングリの絨毯になっています。餌場なのかもしれません。

とっさにカメラを構えます。さすがにスマホのカメラやコンデジではキレイにとれなかったので、PENTAX K-1の出番です。70200F2.8のでっかいレンズをつけて撮影。ああ、ちっちゃな手でドングリ持って食べてる!かわいいなあ♪

ちょっとずつ移動しながら木の根元へ。でもまだドングリをはむはむしています。身体の大きさと同じくらいしっぽがあるのがよくわかります。

時折向きも変わったりしながら、ドングリを食べることはやめません。食べ終わったら新たなドングリを拾い、また食べています。姫の存在には気付いているはずなのですが、まったくそれよりなによりドングリが大事なリスちゃんです。

姫の接近に気付いたからでしょうか、リスちゃんはやがて木の上へ。姫の背よりも少し高いくらいのところに上りました。これで姫には手が届かないと思ったのか、リスちゃんはさらに安心した様子でドングリを食べ続けていました。
お食事の邪魔をしては申し訳ないので、この辺でおいとま。
とーってもかわいかったのですが、お食事の邪魔をしては申し訳ないのでこのくらいでおいとますることにしました。姫が立ち去ろうとしても、リスちゃんは相変わらずむしゃむしゃお食事しています。もしかすると人間を怖がらないタチなのかもしれません。少し向こうでははしゃぎながらテントを張っている一団がいたので少し賑やかだったのですが、まったく意に介していない様子でしたから。
まとめ。
大沼国定公園は、家から車で高速使って1時間ほど。たった1時間で行ける距離に、かなりの自然があるのです。普段、鳥の写真を撮るときによく大沼に行きます。運がよければシマエナガやゴジュウカラ、アカゲラなどに会えます。ほかに、キタキツネやエゾシカに会ったこともあります。
今回は水芭蕉目当てでしたが、本当にラッキーなことにエゾリスさんに会えました。おっきいカメラ持っているときで本当によかった。
